謹賀新年

その他

新年 明けまして おめでとうございます。

正月の思い出と言えば凧揚げです。
私が子供の頃(半世紀前ですね)は、竹の骨と和紙で作る伝統的な凧に加えて、ビニールでできた洋凧(ゲイラカイト)というのが売られるようになりました。
とっても軽く、風が弱くても簡単に揚がり、普通の凧だと、時々引っ張って高く上げないといけなかったり、しっぽの付け方が悪いとクルクル回ってしまって墜落したりと、とにかく気が休む間がないのですが、このゲイラカイトは、買ってきた物そのままの状態で安定して揚がるので、かなり人気がでたように記憶しています。(逆に風が強いと飛ばせなかったような…)

当然、小学生の頃から既にひねくれものの私が、そんな凧を買うわけがありません。お小遣いも少ないですし。
近くにあった竹藪から竹を一本こっそり調達して竹ひごを作り、書き初めの練習用に用意された半紙を貼り付けて色んな形の凧を作っていました。当たり前の長方形から、正方形とか六角形あたりですね。あと、父親に教えてもらって、たこ糸を引っ張るとうなるようにもしてました。まぁ、結構、墜落したり揚がらなかったりで、凧自体のデキは良くなかったようですが…(笑)

大人になるにつれ、正月に凧揚げをすることはなくなったのですが、自分の子供がその頃の自分の歳になったころ、ふと思いついて何回か凧揚げをしました。そのときに作ったのが下の凧です。

なにかを参考にして作ったのですが、とにかく、とっても簡単に作れるのに、とっても簡単に高く揚がります。
一度、上まで揚がったら、風がなくならない限り、ずっと揚がってます。私は、500mくらいのたこ糸をつなげて揚げていました。45Lのゴミ袋で作っても、もう、肉眼ではほとんど見えなくなるまで揚がります。

ご興味がありましたら、作ってみてください。

それでは、本年もよろしくお願い申し上げます。