長いこと更新をさぼっておりました…。
ふと気付いて検索履歴を見てみると、加湿器のページだけが突出して良くご訪問いただいているようで、世の中、加湿器を作ろうと考えていらっしゃる方が多いのですね。
以前ご紹介しました加湿器は、使っている(流用?)フィルターが製造中止になって新しいものが手に入らなくなり、仕方なく、汚れたフィルターを時々洗いながら使っていたのですが、さすがに汚れが取れなくなってしまったため、意を決して(大げさ…)去年の年末あたりに改造しています。
その際、散々、色々なメーカのフィルタを調べたのですが、みな、帯に短したすきに長しで、なかなか良い塩梅のものが見つからず、最終的に、先代に比べるとサイズが小さめで、かつ、某国製ではあるものの、私の勝手な予想で、まだしばらくは流通するのではないかという思惑から、以下のフィルターを使わせてもらうことにしました。
フィルタのサイズ(面積)が小さくなってしまうため、なるべくフィルターを通る空気が増えるように、上部のファンの吸い込み部分を大きく覆うような円筒形の部材を作って、強制的にフィルターを空気が通るようにしてみました。


写真のピンクの部分の上側には、フタについているファンを覆うようにフタに密着するよう、シリコンゴム製の柔らかいテープを貼っています。
因みに、このテープはドアなどのすきま風を防止することが本来の目的ですが、テープの幅の半分に粘着テープがついていて、粘着テープがついてない方が柔らかく変形するようになっているので、色々なところで便利に使っています。(たとえば、グラインダーやドリルの粉塵や切り粉対策など)
そして、一番気がかりの効果ですが、所内の湿度計(一般用)の読み値からの感覚では、先代よりもパワフルに加湿できるようになったようです。
先代は、フィルターの面積こそ大きかったものの、吸い込んだ空気が全部フィルターを通るわけではなかったため、単に空気が循環しているだけだったのかも知れません。
因みに、先代のフィルターは、内部に銀の糸が織り込んであったので、銀イオンの効果もあったのかも知れませんが、今回のフィルターにはありませんので、その辺は性能ダウンかも知れません。どのみち、その違いを体感できるような人間ではないので、大きな問題にはなりませんが…。
今は梅雨に向けて湿度が高い状態ですので、今、作られる方は少ないでしょうが、冬に向けて自作をお考えの方の参考になれば幸いです。
あ、オチがない…。湿度も高いから静電気も起きず、手も(パチパチ)もらえない…。