システムサポート業務とは
コンピュータシステムのありとあらゆる技術的な疑問やお悩みにメールや電話でお答えするサポート業務です。
パソコンや周辺装置、ネットワークや業務で使用されているアプリケーション等、コンピュータシステムに関する一般的なご相談はもちろんのこと、マイコンや組み込みシステムのファームウェア開発やコンピュータ制御・計測システムの構築や設計に関してのご相談、新しく製品を開発する際の技術面でのアドバイスなど、コンピュータシステムに関する専門的なご相談に、ソフト・ハード・メカといった垣根を越えてサポートいたします。
たとえば、コンピュータの一般的なご相談として、「クラウドにデータを置かずに自社サーバで管理したいデータがあるのだが、汎用の業務アプリを使用せずに、表計算ソフトのようなものを使って社内で構築できないものか?」といった、どこに聞けばよいのか分からないような質問やご相談から、新しいシステムを導入するする際の業者の選定や業者間の摺り合わせといった第三者の意見が必要な場面でのアドバイス、新製品開発における技術面での問題解決に向けてのご相談など、多岐にわたる分野の技術面を強力にバックアップいたします。
もちろん、運用中のシステムでの問題発生時や、お使いになっているパソコンやアプリケーションに不具合が発生した場合の対応など、ごく一般的なパソコン関連のご相談にも応じます。
また、ご相談やご質問に対する対応のスタンスも、次に同様の案件が生じた際にお客さまご自身で対応いただけるよう、最終的な結論だけではなく、そこに至るまでの考え方や対処のコツ、更には、こういった案件に対して、どのような考え方をすれば良いのかといった「教育的な」対応をすることも可能ですので、ご担当者のスキルアップにもお役立ていただければと思います。この中には、表計算ソフトのマクロやスクリプトなど、簡単なプログラム作成についてのアドバイスも含まれます。
システムサポートのプランとオブションのご紹介
ご質問やご相談等のやりとりをメールにて行うことを基本としているシステムサポートですが、緊急性の高いご質問や、メールでは非常に手間が掛かるような内容が多く想定される場合には、お電話やリモートミーティング等でもご相談を受け付けることが可能なオプションをご用意しております。
基本サポートプラン
システムサポート業務の基本となるプランで、お客さまからのご相談やそれに対する弊社からの返答など、やりとりのすべてをメールで行います。
複数のメールアドレスを登録いただけますので、パソコンだけではなく、スマートフォンなどからもメールをお送りいただくことが可能です。
メールによるサポートは、写真やファイルを送ることができますし、やりとりの内容を落ち着いてお読みいただけますので、技術的なやりとりには十分な手段ではありますが、パソコンやスマートフォンの操作に慣れていらっしゃらない方や、電話で直接お話をしながらひとつひとつを積み上げていかれるタイプの方、また、緊急の対応が必要になることが予想される場合には、下記の「電話サポートオプション」もございますのでご検討ください。
電話サポートオプション
メールに加えて、お電話やネット経由のリモートミーティング等でもご相談をお受けするオプションです。
基本的に、お電話をお受けできる時間は弊社営業時間内(土日祝祭日を除く平日9時から18時)となりますが、サポート専用の携帯電話の番号をお伝えして、休日や夜間でもお電話をお受けすることも可能の場合がございますので、お申し込み時にご相談ください。
対応する業務の一例
- コンピュータシステム全般に関する技術的なアドバイスやサポート
- 新製品開発やシステム開発に関する技術的なアドバイス
- パソコン、アプリケーション、情報機器、ネットワーク設備等の全体的なサポート
- コンピュータシステム等の不具合や疑問が生じた際の技術サポート
- コンピュータ技術に関する教育、スキルアップのお手伝い
初回の1件は無料でお試しいただけます
お客さまが少しでも安心してお申し込みいただけますよう、お申し込み後の最初の1件は「お試しサポート」として無料でサポートさせていただきます。もし、お試しいただいた結果、サポート内容がご期待に添わなかった場合は、お申し込みをキャンセルしていただければ費用は一切掛かりません。
まずは1件、今、御社でお困りの件でシステムサポートをお試しください。
なお、このお試しサポートの期間は、基本的にメールのみの対応とさせていただきます。また、お試しいただく期間も、最初の弊社からのサポートメール送信日から一週間(弊社5営業日)とさせていただいておりますので、その期間内にサポート業務継続の要否のご判断をお願いいたします。
業務形態について
本システムサポート業務は、基本的に、弊社代表の「佐藤 勝」が担当いたします。 サポート業務が集中した場合やご相談の内容によっては、別の担当者が対応させていただくこともありますが、その際でも「佐藤 勝」が責任を持って監修・監督いたします。
また、会社、団体、部課単位でお申し込みの場合でも、サポートのご依頼はお申し込み時に決めていただくご担当者からのみお受けいたします。(ご担当者は3人までご指定いただけますが、同一環境で業務をされている方であることを前提とさせていただきます)
なお、本システムサポート業務は、お申し込み時に伺った内容をもとに月額費用をお見積もりさせていただき、その月額費用を、毎月、対象月の前月25日までにお支払いいただくシステムとさせていただいております。(開始月等の1ヶ月に満たない期間は日割りにてご請求させていただきます)
また、お支払い方法は、銀行振り込み、及び、クレジットカードでの決済がお選びいただけます。
この業務は一般的な業務と異なり、サポートの回数が多い月や少ない月があったり、ご相談内容も非常に高度なものから簡便なものまで、予め決めることができない要素が非常に多い業務になります。そのため、月ごとの浮き沈みは、可能な限り「紳士的な対応」で吸収いたしますが、吸収しきれないほどの変化が長期間続いた場合には、改めて、契約内容の見直しのご相談をさせていただきます。また、サポートのご依頼件数が非常に少なかった場合でも、お支払いいただきました月額費用は返却や減額はできません。
契約を盾にした杓子定規な考え方ではなく、上記のような性質があることをご理解いただけるお客さまと、お互いに利益になるお付き合いをさせていただければと考えております。どうぞご理解くださいますようお願い申し上げます。
サポート例
装置開発のご相談
現在は、どのような方法でデータの取り込みや設定変更を行っているのでしょうか?
データの読み出しに関しては、フロッピーディスクドライブと同じサイズの外形とインターフェースで、書き込みや読み出しはUSBメモリの内容になる装置が販売されているようです。私は実際に使用したことがないのですが、このドライブが使えるのであれば、検査装置の今のフロッピードライブをこの装置に交換することでUSBメモリが使えるようになります。そして、その先の、USBメモリをLAN経由で読み書きする製品は数多くありますので、それらの中から相性の良いものを選ぶことで、LAN経由でデータが読めるようになりそうです。(フロッピーディスクへの書き込み方法は色々ありますので、その検査装置の書き込み方法によっては、こういった手法が採れない可能性もあります)
なお、自動的に取り込むようにするには、その検査装置が、どのタイミングでデータをフロッピーディスクに書き込んでいるのかを調べて、その隙を突いて読んだり書いたりしないと事故の元になりますので、実際の装置を拝見してみないと判断できません。
計測の開始や設定の変更等のパネル操作に関してですが、昔からあるような、パネルにスイッチが並んでいるタイプであれば、なんらかの方法でパソコンやLAN経由で操作できるように改造できると思います。
ただし、大なり小なり装置の改造が必要になってまいります。もし、サポート業者さんが付いていらっしゃるのであれば、そのご担当者へのご相談も必要になると思いますし、そうでない場合でも、修理や校正作業に差し支えがないようにしなければいけないとすると、どこまで可能かの判断は、やはり、もう少し詳しく考えないと難しいと思います。
ひとまず、今、お答えできる範囲は以上です。もし、もう少し突っ込んだ内容がよろしければ、装置のカタログや現在の装置の写真などをお送りいただければと存じます。
エクセル帳票の不具合
ひとまず、その合計が合わないエクセルのファイルをメールに添付して送っていただけますか?
たしかに合計が合っていませんね。因みに、問題がなかった先週のファイルもあったら送っていただけますか?
今回、明細書の項目を2つ増やしていますが、どのようにして増やしましたでしょうか?
承知しました。
ひとまず、お急ぎのようですので、修正したファイルを添付しました。こちらは合計が合っていると思います。のちほど、今回の件の原因と対策をご連絡します。
今回の件は、合計の金額を表示しているセルの計算式の入れ方に問題がありました。そのまま使う分には問題が起きませんが、項目数やフォーマットを変えると、見た目は問題なく変わるのですが、中の計算式が実情とそぐわなくなって、値がおかしくなってしまいます。
作ったご本人だけが使うのであればまだ良いのですが、他の方が使ったり、後々、変更される可能性があるような書類の場合、このような作り方はとても危険です。今回は、計算が合わないことに気付いたので良かったですが、エラーが出ないことも多いので、気付かずに使ってしまうと大変です。
ポイントになる部分を変更してコメントを付けたエクセルファイルを添付しましたので、お時間があるときにご覧いただいて、今後の参考にしてください。
製品開発のご相談
その製品の取扱説明書、装置の組図(無ければ、加工業者に送った部品図面でも良いです)、制御部の回路図、ソフトウェアを発注した際の仕様書をお送りいただけますか?
ソースコードは、後々、必要になったらまたお願いします。
この部品が折れる原因は、疲労と摩擦による熱なのですよね。連続使用時間はカタログでは25分と書かれていますが、その後の冷却のための時間の記載がありません。周りを樹脂で囲まれている部品なので、冷却にはそれなりの時間がかかると思うので、そのあたりがまず気になりました。また、動作モードを途中で切り替えられるようですが、その切り替えが発生した場合も含めて、前述の25分や冷却時間は守られていますでしょうか。失礼な書き方で恐縮ですが、ざっと図面を見て、そんなに簡単に欠けるような構造ではないように思いましたもので、質問させていただいた次第です。
もし、開発時の資料が残っていないようでしたら、実機で動作を確かめていただくか、もしくは、ソースコードを送っていただいて、私の方で少しプログラムを見てみます(あまりにも難解なプログラムの場合は、別途、費用をご相談させていただければと存じます。)
プリンタに印刷できない
帳票印刷用のプリンタは、ファイルサーバ機につなげているドットインパクトタイプのプリンタでしょうか?
一般的なことで恐縮ですが、確認いただきたい項目を列挙します。
LANケーブルはパソコンに刺さっていますか?
最近、なにか新しいソフトをインストールしたり、パソコンの設定を変えたりしましたか?
その他のアプリケーションや機能は正常に動作しますでしょうか?
インターネットにはつながりますか?
先週末は印刷できましたか?
ちょっと気になることがあるので、画面の下の方にあるタスクバーの右端あたりに並んでいる小さなアイコンにマウスのカーソルをそーっと乗せて、ポップアップされてくるメッセージに「ネットワーク」といった単語があるアイコンを探し、そのアイコンでマウスの右クリックをしてください。「ネットワークとインターネットの設定を開く」というメッセージがありましたら、それをクリックします。出てきたウィンドウの真ん中あたりに「ネットワークの状態」「イーサネット」という文字があり、近くに「プロパティ」という箱があると思います。それをクリックしてください。出てきたウィンドウのネットワークプロファイルが「パブリック」なのか「プライベート」なのか教えてください。
「プライベート」をクリックして選択してみてください。色々画面の動きがあるかも知れませんが、落ち着いたら、再度、印刷を実行してみてください。
ここ最近、何件か報告があるのですが、Windows11との兼ね合いが理由なのか、Windows10の場合、Windows Updateによって、勝手にネットワークプロファイルが変更されてしまうことがあるようです。解決して良かったです。
セキュリティソフトの相談
ある程度の効果は期待できます。
ただし、まず、設定が非常に分かりにくく、高度な知識が必要で、さらに、複数のツールを併用することになるため、安心できる状態に設定するには、かなりの時間と労力が必要になると思います。
また、ネットへの侵入やウィルス混入の手口を見破るために、俗にパターンファイルと呼ばれるデータファイルを使うのが定石なのですが、この一番大切なファイルの更新頻度が、セキュリティソフトの専門会社に比べて遅いため、続々と生まれてくる新しい手口に対応できないことも多いです。
さらに、ウィルス等をばらまこうとしている人たちは、できるだけ大勢の人が使っている環境をターゲットにしますので、全世界で大勢に使われているWindowsによるセキュリティ対策のみの環境は格好の標的になってしまっています。
市販のセキュリティソフトを使っていても、ネットへの侵入やウィルスに感染する確率を完全にゼロにすることは難しいですが、なるべく、信頼がおける会社のセキュリティ対策専門ソフトをお使いになることをお勧めします。
プログラム作成のアドバイス
パソコン塾のように手取り足取りはこのサポート業務の範疇では難しいですが、どのような「プログラム」を、どのような「言語」で作りたいのかを教えていただければ、行き詰まったときのアドバイスはできます。今、具体的に、何か作りたいものがあるのですか?
まず、興味の矛先によるのですが、プログラムを組むことが目的ではなく、その「自動ダウンロード」を実現することが目標であれば、既製のソフトを探す方が早いかも知れませんね。サイトの更新状態をチェックするソフトは、フリーで流れているものも含めて色々とありますから、まだ探してはいないので想像ですが、それらのソフトの中に「更新されたときに○○を実行する~」といった機能があるような気がします。どのようなダウンロードをされているのかにもよりますが、そういった既製の機能の組み合わせでできるのであれば、それが一番早くて確実だと思います。
また、逆に、これをキッカケにプログラムも勉強してみたいというのであれば、たとえば、「サイトの更新チェック」は既製のソフトで実現して、その先の「ダウンロード」の部分のプログラムを組むといった、作る部分を絞るのが良いのではないかと思います。
まずは、このあたりのご自分の考えを整理していただいて、もし、プログラムを勉強してみたいということでしたら、試しに「プログラミング言語」とWeb検索してみてください。どんなプログラム言語があって、どんなことができるのか(どんなことに向いているのか)、詳しく書いてくれているサイトがたくさんヒットすると思います。
言語などの具体的なことが決まったら、またご連絡ください。
システムサポート業務お申し込み要領
- システムサポート業務契約約款を良くお読みいただいて、ご同意いただける場合にのみお申し込みくださいますようお願いいたします。
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システムサポート業務お申し込みフォームの必要な各項目に漏れなくご入力の上、送信ボタンをクリックしてお申し込みください。
なお、お試しサポートをご希望の場合で、ご相談内容に写真や図などのファイル添付が必要な場合は、「メールでの送信を希望」にチェックしてお申し込みください。弊社にてお申し込み内容を確認後、ご入力いただいたお客さまのメールアドレス宛に短いメールをお送りしますので、そのメールに返信する形でご相談内容をお送りください。 - ご記入いただいた内容を元にサポート費用のお見積をいたしますが、その際、更に詳しく内容を伺うために、お申し込み者様宛にご質問メールをお送りすることがございます。サポートの質の向上とスピードアップのため、分かる範囲で結構ですので、できるだけ詳しく、ご回答くださいますようお願いいたします。
- お申し込み者宛に、システムサポート業務の月額費用のお見積書をメールに添付してお送りいたしますので、ご確認くださいますようお願い申し上げます。
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お試しサポートをお申し込みいただいている場合は、そのご相談内容に対する第1回目の返答メールをご担当者宛にお送りいたします。(調査や確認等によって返答までに時間がかかるご相談内容である場合には、その旨を記載した短いメールを先にお送りする場合もございます)
この時点から一週間(弊社5営業日)、弊社からの返答メールに更に返信する形で、納得の行くまでメールのキャッチボールでご質問いただけます。 - 上のようなメールのやりとりでシステムサポートを気に入っていただけましたら、お見積書に記載しておりますお見積番号を明記の上、サポート業務の開始ご希望日をメールにてご連絡ください。なお、お試し期間から間を空けずに継続利用されたいなどで、業務開始ご希望日がお申し込み当月になる場合には、翌月分の費用に当月の日割り分を加算した請求額となりますので、できるだけ早い時期にご連絡をお願いいたします。
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弊社より、初回のご請求書をメールにてお送りいたします。
お支払いをクレジットカード決済にされている場合には、メール内にお支払いの手続きをしていただくサイトへのリンクURLを記載しております。(一括払いのみの対応となります) -
弊社にてご入金が確認できました時点でお申し込みは完了となり、ご指定日からサポート業務を開始、または、継続いたします。
なお、ご入金の確認までに日数が掛かることがございますので、継続利用等で業務開始日まで日数が少ない場合には、ご入金いただいたことが分かる書類の写真や画面スナップを添付してメールでご連絡いただけますようお願いいたします。
翌月からは、毎月7日(休日の場合は次の平日に順延)に請求書をメールに添付してお送りいたしますので、同月25日までに翌月分のサポート費用のお支払いをお願いいたします。
その他、システムサポート業務に関してのご相談やお問い合わせは、メニューのお問い合わせ、または、お問い合わせフォームで承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。