システム開発業務について
時代の流れで、最近はシステム開発という言葉が業務系ソフトウェアのシステム開発を指し示すことが多くなっておりますが、弊社の営業品目である「システム開発」は、そういったソフトウェアのみの開発ではありません。
お客さまの考えられていることがらを具現化するため、ソフトウェア、ハードウェア、メカといった区分けをすることなく、様々な分野の知識や技術をベースにシステムを一から構築することを得意としております。
対応業務一覧
- マイコン組込型機器の開発(アナログ、デジタル両対応)
- 自動化・省力化システムの開発
- パソコンによる各種計測・制御システムの構築
- センサ・アクチュエータ等とのインターフェース機器開発
- 研究開発に使用する各種実験装置の開発
- ネットワーク接続利用機器の開発・構築
弊社システム開発の特徴
弊社は、画像処理装置を核にして創業いたしました。
もう何十年も前になりますので、現在の画像処理技術とは大きくかけ離れたものですが、ビデオカメラからの画像信号をデジタルデータに変換する画像取り込み用の基板を内蔵した装置を応用して様々な自動化システムを開発してまいりました。
撮影するものはコンピュータとは無縁のものも多く、さらに、処理した結果を何かしらに反映(出力)させることが求められますので、カメラで撮影する多岐にわたる分野に関する知識、生産ラインのロボットを制御するために必要となるハードウェア、さらには、ロボットや特殊なハンドを新規に設計するような案件で、広範囲に及ぶ技術やノウハウを習得することができました。弊社のシステム開発は、この広範囲に及ぶ技術やノウハウがベースになっています。
大切な二つの理由
弊社が、ソフトウェア、ハードウェア、メカといった区分けをすることなく、お客さまからのご依頼を一括してお請けしていることには、とても大切な理由が二つあります。
一つは、たとえば、ソフトウェアが得意な会社は、なるべく広い範囲をソフトウェアで実現しようとしてしまいがちです。
また同様に、ハードウェアが得意な会社も、なるべくハードウェアで実現しようとします。
本来、システムを構成するひとつひとつの機能は、様々な方法を様々な観点から検討した上で実現方法を決めなくてはならないのですが、どうしても、その会社や担当する方の得手不得手によって歪みが増えてしまいます。
結果として、無駄なものが増えたり、性能が犠牲になってしまいます。
もう一つは、コンピュータに限ったことではありませんが、各分野を別々の会社や人間が担当する場合、分野間のボーダーライン(ある機能のどこからどこまでをどちらが受け持つか)は非常に判断が難しく、また、非常に時間の掛かる難しい作業になります。
また、そのボーダーラインも、ある意味、建て前(営業上、業務契約上)のボーダーラインであって、実際の作業時は、お互いがオーバーラップして他分野のことまで考慮しないと、まともなシステムを開発することができません。実際、製作時や納品後に問題が発生する確率が一番高いのがこの部分だと考えています。
詳細な仕様書を作成すれば解決できるという意見もありますが、専門外の分野にまで踏み込んで仕様を決めることになりますので、どうしても見落としや間違い・勘違いが発生しやすく、また、その間違いによる問題が発覚するタイミングも遅くなりがちで、結果、完成間近に大きく立ち戻らなくてはならなくなることが多々あります。
弊社でのシステム開発は、ソフト・ハード・メカすべてに対応しているため、特定の分野に偏ることなく、お客さまが必要としているシステムをバランス良く開発することができます。
もちろん、どのようなハードウェアが必要で、どういったソフトウェアを作れば良いとお分かりになっている方であれば、弊社にご依頼いただくことなくシステムを構築できると思いますが、そうでない方は、まずは、是非、弊社にご相談ください。なにかしらのヒントをお出しできると思います。
たとえば・・・
- こんな装置・製品を作ってみたいのだが、どこに頼めば良いのか分からない
- 旧式のアナログ測定器のデータをネットワークに入れたい
- いくつか自動化できていない装置がある
- 既製品を使用しているため非常に手間が掛かっているのをなんとかしたい
- 安い扇風機を改造してオートメーション化したい
- 独自の防犯システムを考えたのだが実現できるか?
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